【脱党支援センター2020年10月9日】
米国は中共の浸透に対する抵抗を強化しているほか、中共のファイアウォールの危険性にも注目しています。クラッチ米国務次官はツイッターで、習近平総書記に対し、中国のグレート・ファイアウォールを取り壊そうと呼びかけました。
1987年、当時のレーガン大統領は東西ベルリン境界のブランデンブルグ門の前で、ソ連のゴルバチョフ書記長(当時)に呼びかけました。
レーガン大統領
「ミスター・ゴルバチョフ、この壁を取り壊そう!」
30年あまりが過ぎ、今度はクラッチ米国務次官がベルリンの米国大使館で、すでに故人となったレーガン元大統領の像の横に立ち、中共の習近平総書記に対し、同じように呼びかけました。
クラッチ米国務次官
「ベルリンの壁は消えたが、中国のファイアウォールという新たなデジタルの壁が作られた。中国のファイアウォールは中国の庶民と自由世界を分断した。ちょうどベルリンの壁がドイツ国民を分断したように。ミスター習、中国のファイアウォールを取り壊そう!」
米国在住の中国問題ウォッチャー、張健さんは、クラッチ米国務次官は狙いを定めてこの特別な場所から習主席に呼びかけたのだろうと考えています。
在米中国問題ウォッチャー、張健さん
「米国政府が中共と中国人を分けて考えているのは明らかだ。では、中国人に中共の邪悪さと残忍さをどうやって知らせることができるだろうか。中共によって作られたファイアウォールを取り壊すことは、米国がすぐにでも取り組む必要のある課題の一つになることは間違いない」
ファーウェイ南京研究所の元エンジニア、金淳さんは、中共が作ったファイアウォールはベルリンの壁よりはるかに危険だと指摘しています。
転載NTDTVJP